
WATARIGLASS 夏のガラス展
「クラシックブルー」
2025年7月26日 (土) ~28日 (月) 10:00~18:00
カフェ営業もあります。
昨年から、少しずつ、色ガラスの実験をしています。ワタリグラススタジオにはクリアのガラスが溶けているツボに加え、色ガラスを溶かしている色ツボが二つあるのですが、いつも同じ青と緑だけを溶かしていたのを、最近調合を変えて違うニュアンスの青緑を溶かしてみています。

バッチ(ガラスの原料となる珪砂を中心とした粉)に鉄や銅などを混ぜて発色させる、その微妙な量の差で色味が変わっていくので、納得できる色を出すのが難しいのですが、ちょっといいなと思う色になってきたので、こちらを「クラシックブルー」と名付けました。どことなく懐かしさを感じる、鮮やかなようなそうでないような、いろいろな見え方をする色だと思っています。

今回はこちらの色のものを中心に、器やオブジェ、ペンダントライトなど、さまざまなものを作ってみました。新作も、思いがけず結構できてきました。
毎日暑いなかではありますが、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
越前海岸盛り上げ隊交流施設「はりいしゃ」について
福井市蒲生町1-42 古民家「はりいしゃ」
国道305号線から山側の旧道へ入り、「枩田商店」の隣の隣。
駐車場は越廼消防署脇をご利用ください。
Instagram: @art.hariisha
この記事を書いた人

国見地区出身で、一度故郷を離れるも、Uターンして戻ってきた。
WATARIGLASS studio を運営する吹きガラス職人であり、我ら越前海岸盛り上げ隊の隊長。尖った人物の多い隊員達をまとめるだけあって、その眼差しは鋭いが、時にお茶目な一面も見せる。決して口数は多くないが、情熱を内に秘め、過疎化が進む越前海岸エリアの振興に尽力。

隊長補佐 / WATARIGLASS studio 長谷川陽子
大阪府出身で、隊長長谷川渡と結婚し、Iターンで移住した。
自身も WATARIGLASS studio の吹きガラス職人でありつつ、仕事に、家庭に、地域活動にと、夫と二人三脚で越前海岸エリアの振興に尽くす博学・聡明な妻。