越前の風土に触れ、新しい文化の風を起こす
豊かな里海と里山に囲まれた、福井市越前海岸。古民家「はりいしゃ」は、この地で今、失われつつある文化の価値を振り返り、再認識を試みる場所です。
今年度は福井ゆかりのアーティスト4名が参加します。コマ撮りアニメ、彫刻、造形、織物等、それぞれの表現によって、私たちはどんな「新しい価値」を見出すことができるでしょうか。


映像・アニメーション 2025年11月1日(土) – 11月9日(日)
ぎこちなくも懸命に生きる「かれら」の生態を、2Dアニメで描き記録している。鑑賞者と共に新たな生態を考察し合うのも楽しみ。今回は国見中の生徒と海辺に棲まう「かれら」を見つけ、気づきを共有するアニメ作品づくりに挑む。
おとしぶみ
1997年静岡県生まれ。福井市在住。2021年福井大学大学院教育学研究科 ( 美術 ) 修了。生き物、とくに虫がすきで、心の中のちょっとドジな生物をアニメにしている。
YouTube: https://youtube.com/@otoshibumi_haruka
Instagram: @otoshibumi_haruka

彫刻 2025年11月1日(土) – 11月9日(日)
彫られた形に彫られる前の痕跡を残すことで、時間や空間に対する彫刻の実践を行っている。その一連の行為は外的な枠組みの中で自己を形成していく姿と重なる。今回は、国見小の児童と共に海の漂着物を使った彫刻作品の制作に挑む。
蟻塚知都
1997年福井県生まれ。福井市在住。2022年福井大学大学院連合教職開発研究科教職専門性開発コース (美術) 修了。現在、彫刻を専門に制作研究を続けている。
Instagram: https://www.instagram.com/kazutoarizuka/

彫刻 2025年11月21日(金) – 11月30日(日)
「感性の共鳴により生まれる振動が伝える愛ある日常」をパーパスとし、アートを介した相互関係の構築を目指す。今回は、自身が街から海へ赴く行程を文学に擬えて作品展開。梶井基次郎、宮沢賢治を題材とする。
山田康貴
1972年大阪府生まれ。福井市在住。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。石を重要なモチーフとしながらモノの存在性について作品化を試みる。
Instagram: https://www.instagram.com/yamada_yasutaka/

織物 2025年12月6日(土) – 12月11日(日)
点描画のように微妙な配合でタテ糸、ヨコ糸を何十色と操り、虹のように織りなす。自然、素材、環境との調和を意識した作品が特徴。現在住むオーストラリアで作品作りに励む。
Yoko KAWABATA
福井県出身。『Royal Melbourne Show – Art, Craft & Cookery exhibition』で、とうもろこしの皮&古着物で裂織りした手織り作品で第三位受賞(2019年オーストラリア)。
Instagram: https://www.instagram.com/yoko.kawabata11/

