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波残り (なみのこり) 杉本 奈奈重 展

はりいしゃでは、今月後半から6月21日まで、杉本奈奈重さんをお迎えしています。

初めてのアーティストさんの長期滞在を実施します。

展覧会は6月12日から21日まで開催します。

恒例になりつつある、小学校との交流授業も実施します。今回はどのようなシーンが生まれるでしょうか。

展覧会では素敵なワークショップも企画しています。ぜひこの機会にご参加ください。

波残り (なみのこり)

2026年6月12日(金) – 6月21日(日) 11:00 – 17:00

※ 17日(水) は休廊

作家メッセージ

越前海岸を訪れた際に見学した塩の工場、志野製塩所が印象に残っている。以前、友人から塩を使った水彩画の効果を教わった。水性絵具が乾燥する前に塩をまくと、塩が水分を吸収する過程で独持の模様があらわれる。
自然の中には様々な場面で共通するかたちに出会うことがあり興味深い。この手法によって得られる形も様々なものを想起させる。そこにある種の美しさを感じるのは、我々が共通に持っていろ何かを思い出すからではないだろうか。
「波残り(なみのこり)」という言葉は「名残り」の語源とされ、波が引いた後の海岸に海水や海藻が残る様子を指すという。塩が残す機様から記憶を呼び起こし、制作を進めている。

杉本奈奈重

1991 年京都市生まれ。2023年京都精華大学大学院博士後期課程修了。博士(芸術学)。自身の身体感覚やその変化を起点に、おぼろげだがたしかに存在し、関係し合うもののありさまに関心を寄せる。木版画のぼかし摺り技法を用いて、事物の間にある微妙な階調の可視化を目指す。

Instagram: https://www.instagram.com/sugimoto_nanae/

WORKSHOP「木版と塩を使って景色を作ろう」

塩を使った水彩・木版小作品の制作

木版を使った様々な摺り方や塩を使った水彩技法が学べます。
それらの素材を活かして海の景色を描いてみましょう。

  • 期間: 6/13, 14 (土, 日)
  • 時間: ①10:00 – 11:30 または ②14:30 – 16:00
  • 定員: 各回 3 名
  • 参加費: ¥2,500
  • 対象年齢: 小学校以上
  • 持ち物: エプロン、あれば水性絵具や木版画道具など
  • 服装: 汚れても良い服

◯恒例となった「国見夕焼け鯛バーガー」も両日 11:00 – 14:00 の時間帯に販売予定です。

杉本奈奈重 × 国見小学校児童

国見小学校は越前海岸の海と山に囲まれた自然豊かな環境下にある小学校です。
今回は、彼らにとって身近な存在である志野製塩所の塩を使った描画体験に挑戦し、作品展に参加します。

越前海岸盛り上げ隊交流施設「はりいしゃ」について

福井市蒲生町1-42 古民家「はりいしゃ」
国道305号線から山側の旧道へ入り、「枩田商店」の隣の隣。
駐車場は越廼消防署脇をご利用ください。

Instagram: @art.hariisha

この記事を書いた人

版画ゆうびん舎 おさのなおこ

2019年末頃、東京都町田市からIターンで移住。
版画ゆうびん舎を運営し、版画作品、版画を使った日用品・デザイン等を制作し、地域に開かれた版画教室を主催。2019年~2022年は、越廼・国見地区の地域おこし協力隊に就任し、ガラス作家で隊長の長谷川らと共に、古民家「はりいしゃ」でレジデンシー事業を数多く手掛ける。