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第2回 ジモトーク 国見盛り上げ隊×くにみクラゲ公民館

みなさんこんにちは。国見盛り上げ隊です。

私達はもっと国見の魅力を知るために、国見に住む先輩方、移住者の皆様にインタビューをして、国見の魅力を再発見したいと思っています。さらに、インタビューについてブログに載せさせていただき、国見に在住している方、福井県内の方、福井県外の方々に国見の魅力、良さを発信していこうと思います。

第2回を飾るゲストは「くにみクラゲ公民館」館長の田中さんです!インタビューを通して、田中さんのクラゲ愛、素敵な出会いなど様々な話を聞くことができました!

様々な出会い。
きっかけはクラゲだけでなく地域の人の温かさ?!

隊員S:なぜ国見でクラゲ公民館を始めたんですか?

田中さん:最初はアトゥーラの小島さんと2人でクラゲを販売しようかと思っていたんですけど、仕事するなら海沿いがいいよねってなり、公民館に聞きに行きました。そしたら偶然、マーレの内田さんがいたんですよ(笑)。内田さんに色々とお世話をしてもらって最終的に白浜でやろうってなりました。資金運営などのノウハウとかが全くわからなかったから、最初は小島さんと一緒にやっていたんだけど、コロナを機に販売から展示に力を入れていく中で、アトゥーラから独立して一人でクラゲ公民館を設立しました。

隊員S:国見でやる良さってなんですか?

田中さん:なんだかんだ言って7、8年経つんですよね(笑)海沿いの人って・・・漁師さんとか・・・大雑把な感じがするんですけど、実際は親身になってくれるんですよね。さっきも言ったように、海沿いなのがすごくいいと思ってます。あとは自分と近い世代の人がいるんですよね。石丸旅館の石丸さんとか。他所からきても、割と悩みを相談できる環境がいいなと思ってます。

隊員S:自分も地区の人たちに親切にしてもらっていて、温かいなと思っています。

田中さん:それはみなさんが大人になって、県外や市内で仕事でいろんな人と交流することで、改めてもっとわかることだと思います。

クラゲ公民館にはどんな人が来るの??

隊員S:クラゲ公民館にはどんな人が来るんですか?

田中さん:平日と休日で分かれますね。平日は大人の人が多いですね。例えば、ご夫婦だったり、カップル、女性のグループが来ますね。男性のグループはこないですね(笑)。土日になると、親子連れですね。保育園くらいの子とか小学校低学年の子だったり子連れの親が多いですね。それぞれ来る目的が違うんですよね。平日のカップルさんはクラゲを見に来るんですよね。でも休日の親子連れさんはクラゲはついでって感じでクラゲを作ったり工作したりしていますね。毎月来てる子とかもいてくれて顔覚えているくらいです。

隊員Y:これからやりたいことはありますか?

田中さん:ここは大型の水族館ってよりは体験を通して子ども達の教育に直結するような内容が多いので、生き物の展示と子ども達の教育に力を入れたいなって思います。あとクラゲ公民館って名前はついてるんですけど越前海岸は海藻などの様々な海の幸に恵まれているので他のものも網羅していきたいなと思います。

ウミガメをたずねて三千里
~屋久島を経て思うふるさとの良さ~

隊員S:小さい時から海の生き物は好きだったんですか?

田中さん:いや小さい時は海の生き物・・・というより昆虫の方が好きでした。この仕事を始めた当初も水族館より動物園が好きだったんです。そんな中、江ノ島水族館でクラゲと出会いました。そこから海の生き物に興味持ちました。さらに、自分の恩師が昭和天皇と関わりのある人だったんですけど、その人が海のことに詳しくて、自分も海に興味をもつきっかけになりました。

隊員S:海の生き物の中では一番クラゲが好きなんですか?

田中さん:(笑)よく聞かれます。学生の時のメインはウミガメなんですよ。ウミガメ見るために屋久島まで行きました。一冊の本でウミガメのことを知り、インターネットでウミガメについて調べたら「屋久島にウミガメがあがってくる」という記事を見つけ、屋久島にいきました。
一回外に出るっていうのは価値観が大きく変わります。地元に帰ると尚更思うので、一回外から自分のふるさとを見るっていうのが重要でそれをおすすめします。外に出て改めて地元の良さに気づくと思います。

原点回帰、やはり大切なのは人と人との温かさ。

隊員S:最後に越前海岸盛り上げ隊に入ろうと思った理由はなんですか?

田中さん:商売初心者なんですけどいろんな人との協力が必要になってくるんですよね。そこで越前海岸盛り上げ隊に入ることで地元の人を知れるし地域の人も知れる、商売のことも勉強できるし、なおかつ地域も盛り上げられる。地域を盛り上げられると必然的に自分のやりたいこと(クラゲ公民館)も盛り上げられるんですよね。

第2回インタビューを終えて…

今回2度目のインタビューでしたが、田中さんのこれまでの経験や、これからの国見地区の方々の温かさなど、たくさん知ることができました。

私たちも「国見盛り上げ隊」の活動を通して、私たちなりに色々な人に国見の魅力を今後も発信していきたいと思います。今後とも「国見盛り上げ隊」の活動に、乞うご期待ください。

この記事を書いた人

国見盛り上げ隊

現役の国見中学校の生徒達が中心となり、2023年に発足。中学生ならではの柔軟なアイディアで「今ある国見の魅力」を発信し、地区を盛り上げていきたいと考えている。
現役中学生達からのメッセージ: 「これからの国見地区を担う中学生として国見の魅力をお伝えしていきます。応援宜しくお願いします!」

システム担当 / Qwel Design 伊藤大悟

2019年末頃、東京都町田市からIターンで移住。
Qwel Design (クヴェルデザイン) として、web・システム制作、子どもプログラミング教室等事業を個人で運営。妻は版画ゆうびん舎を運営するおさのなおこ
隊内ではシステム担当で当サイトのwebマスターを担い、熱く実直に組織改善、地域課題にも向き合う。

この記事に出てきた人

くにみクラゲ公民館 田中俊之

福井市在住。小島隊員と共にクラゲ専門店Atolla(アトゥーラ)として事業をしていた古参メンバーの一人で、その専門性を活かし、2022年に「くにみクラゲ公民館」を設立。
クラゲに限らず、生き物全般に精通していて、学校の課外学習等で講師として招かれた実績も多数ある多忙な館長だが、いつでも水族館への来場者を楽しませる工夫を考えている。