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2024年はりいしゃレジデンシー成果報告 第2弾

2021年より、私たちの地域活動交流拠点である古民家「はりいしゃ」では、併設のギャラリーを活用し、県外のアーティストに滞在制作を行って頂く「はりいしゃレジデンシー」を数多く行ってきました。

このプログラムは、滞在の前半部で私たちとの交流を通じて地域の暮らしを体験し、地域独自の文化・風景を発見する機会を設け、後半部で作品を制作し、展示会を通して発表して頂く内容となっております。

2024年の企画では、3組6名のアーティストがこのプログラムに参加し、地域と交流しながら作品展やワークショップを行いました。

本記事は、その成果報告となります。

秋色の光の下で – 竹工芸とコラージュ切り絵

2024年の「はりいしゃレジデンシー」第2弾の企画は、「秋色の光の下で – 竹工芸とコラージュ切り絵」と題し、竹工芸作家の成山悟司さんと、紙工芸作家の橋沼みわこさんをお招きしました。

シンプルながらも「竹」の持つ深い美しさを追求し、過去と未来を繋ぐ表現が特徴の成山さんと、着物の染め型紙として使われてきた「渋紙」を使った、質感・色彩において繊細な作品を展開する橋沼さん。

素材の持つ魅力を最大限に引き出し再解釈する2人の作家の作品展レポートです。

  • 会期: 2024年10月4日(金) – 2024年10月6日(日)
  • 時間: 10:00 – 17:00
  • 会場: 越前海岸盛り上げ隊交流施設「はりいしゃ」(福井市蒲生町1-42)
  • レセプション: 10月4日(金)16:00~ 作家との交流会
竹工芸作家 成山悟司さんの作品展示風景
鑑賞者と成山さん
紙工芸作家 橋沼みわこさんの壁飾り
鑑賞者と橋沼さん
成山さんのテーブルと、橋沼さんの壁飾り
成山さんの竹工芸ワークショップの様子
橋沼さんの紙細工ワークショップの参加者作品

この記事を書いた人

版画ゆうびん舎 おさのなおこ

2019年末頃、東京都町田市からIターンで移住。
版画ゆうびん舎を運営し、版画作品、版画を使った日用品・デザイン等を制作し、地域に開かれた版画教室を主催。2019年~2022年は、越廼・国見地区の地域おこし協力隊に就任し、ガラス作家で隊長の長谷川らと共に、古民家「はりいしゃ」でレジデンシー事業を数多く手掛ける。

当企画は、(公財)福井県文化振興事業団のアートプロジェクト支援事業による助成を受けて実施しました。