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サウンドツアーレポート【越廼地区編】

サウンドツアー前週、福井県は大雨が降り、作家さんには無事に来福していただき安心しました。

今回越前海岸の海や山、事業者の方々の生業や暮らしの中で生まれた音を集めて福井市出身 作曲家のmaiさんに作曲していただこうという試み。エリアを絞って二日にわたり、越廼地区と国見地区の音探しツアーを実施しました。

音楽作家maiさんは川崎でスマイルカンパニーという会社に所属しながら、ソロでも活動中。maiさんの旦那さんmasaさんも作曲家で活動しているため、今回はお二人でレコーディングに付き合っていただけました。

→2日目の国見地区の音探しサウンドツアーの様子はこちら

【越廼地区】

アブラゼミの声が多方面から聞こえます

初日は近くの神社に出かけるも、「ここに音はあるんかー?」と少々心配でしたが、偶然出会う虫の声や落葉を踏む音、木と木が掠れる音、柱を叩く音などを発見。高い音が曲作りにいいよというアドバイスで、たまたまあったジャングルジムや雲梯を叩く音も収録しました。

木の枝を折る音

言葉ではなかなか表現できませんが、「シュッ」という弾ける音、「耳に残る」音がいいそうです。木の枝をパキッと折る音も最高な素材でした。

雲梯はどんな音だろう

次に海側へ行こうとしたその時、土砂降りの雨に見舞われ、一旦、ツアーは中止。午前に参加してくださったメンバーの方々は午後も発声や素材の音の収録に参加してくださるということで、一旦ギャラリーに戻ります。

ところが、午後からトラブルが発生。何らかの原因で作家さんの音響機械のHDが起動しなくなるという、アクシデント。どうしたものかと悩んでいる間に、なんと子どもたちがギャラリーを使って、出し物をしてくれるというプレゼント。

さらにツアーに参加されたお二人による偶然すぎるお手持ちにあった絵本の朗読とピアノのコラボが始まりました。絵本セラピストのにしおみかこさんと、作曲家の谷口薫里さんを始め子どもたちが、このハプニングの中、優しく空間を包んでくれる演出をしてくれました。

ギャラリーの雰囲気が絵本の世界に連れて行ってくれました
紹介してくださった絵本

みかこさんが紹介してくださった絵本は、広い海で泳ぐうみがめのおじいさんの物語。越廼をイメージしたシーンが出てきたり、「音」というものが自分の世界を包んでくれる大事な要素だということに気づかせてくれる絵本だったり、ちょっと優しい気持ちになりました。

みかこさんはいつもにこにこ。

大人も子どもも皆、終始真剣に聞いていました。

(ほんと!素敵な時間!)

鶴賀さんの版画もこの空間に彩りを与えてくれて、子どもたちの演出も新しい発見でした。

この日は、専用のマイクと機材で収録ができないのは不安ではありましたが、竹で作ったリズム音を別のマイクで収録し、越前海岸の曲作りに参加していただけました。

不手際なところもございましたが、楽しい時間を過ごすことができました。参加者の皆様ありがとうございました。

※午前はサウンド発見ツアー。午後からは発声のレコーディング予定でした。HD故障の対応している間に子どもたちが何やらこそこそしていると思ったら、即興で朗読とピアノに合わせた演出を考えてくれ、ギャラリーがまた違う空間に生まれ代わり、素敵な演出に出会えました。

みかこさんの絵本の紹介/

いとうひろしさん作:「うみがめのおじいさん」/はいじま のぶひこさん作「きこえる」/さくらせかい作:いしゃがよい

※「いしゃがよい」は「はりいしゃ」と聞いてインスピレーションが沸いたそうです!はりいしゃは元針鍼灸院でしたが、その場所を囲む雰囲気やお医者に通うシーンが越前海岸のようでした。みかこさん絵本を持って来てくださりありがとうございました。

この記事を書いた人

デザイン担当 / mogurimasu 鈴木淳子

福井市出身。結婚を機に越前海岸エリア内鷹巣地区へ移住。
デザイン事務所 mogurimasu を運営し、ビジネスやライフスタイルに応じてデザインされたフライヤー、パンフレット、ロゴ、商品などを提案。
隊内ではデザイン担当に留まらず、古民家「はりいしゃ」の改修やアート企画、会計庶務など、多岐に渡って活躍する努力の人。
2022年には、薪ストーブと焚火を楽しむ会 薪アイアイ を設立。

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