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古代生物ミュージアムがオープンしました

305号線上にある福井市越前海岸の国見地区、白浜町。国見小学校傍のトンネルを抜けたすぐ先の一角で、密かに始まっていたリノベーション工事。

2022年7月、そこに「古代生物ミュージアム」が誕生しました。

「エチゼンクラゲの研究をしたくて、福井に移住しました。」

「あと、福井はご飯がおいしかったから!これ、重要です(笑)」

気さくな笑顔で取材に応えてくださった、ミュージアムを主宰する小島さんは、東京都出身で、福井に移住して十数年になります。

元々大学でクラゲの研究をしていて、その研究を続けたくて、大学卒業後、福井県内の水族館へ勤務することを決めたそうです。

水族館に勤務しながら、エチゼンクラゲの人工繁殖について5年間研究し、その後、クラゲ専門店「アトゥーラ」として、クラゲの販売・クラゲの展示イベント等の仕事を始めました。

クラゲを飼育するには、新鮮な海水が重要で、海水もクラゲも取りに行きやすいことが、この越前海岸に拠点を置いている理由だそうです。

「脳も心臓もないけど、太古の昔から生きている造形美」

「とにかく、美しいんです。ずっと見ていられるような。」

小島さんは、クラゲの魅力についてそう語り、仕事はいつでも楽しいと言います。

クラゲに加えて、以前から好きだった恐竜と古代生物も範疇に入れて、夢だった「古代生物ミュージアム」が出来上がりました。

入り口には、いきなり巨大な恐竜が!

続いて、クラゲと古代生物関係のグッズが並ぶ、賑やかしいショップが併設されています。

ショップの奥が、ミュージアムになっています。

実は見られるのがかなりレアな、古代のクラゲの化石や、古代サメの歯なども展示されています。本当に古代生物が好きな、マニアックな人にはたまらないですね。

火、土、日、祝日の13時から17時だけの営業になるそうです。

皆さん、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

古代生物ミュージアム関連サイト・Twitter

この記事に出てきた人

クラゲ専門店Atolla (アトゥーラ) 小島貞昭

福井市在住。田中隊員と共にクラゲ専門店Atolla(アトゥーラ)を運営し、2022年に「古代生物ミュージアム幻想クラゲ館」を設立。
大学でクラゲを研究していた経緯があり、エチゼンクラゲの研究を続けたくて福井へ移住した。『クラゲ姫』、『インハンド』、『特捜9』などのドラマにもクラゲを提供、展示している。
その他に、手品や忍者に関する嗜みもある多芸の人。

この記事を書いた人

システム担当 / Qwel Design 伊藤大悟

2019年末頃、東京都町田市からIターンで移住。
Qwel Design (クヴェルデザイン) として、web・システム制作、子どもプログラミング教室等事業を個人で運営。妻は版画ゆうびん舎を運営するおさのなおこ
隊内ではシステム担当で当サイトのwebマスターを担い、熱く実直に組織改善、地域課題にも向き合う。