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こしのアカモク試食会

先日はこしのの漁協の方が取り組んでおられるアカモクの可能性を視察しに行きました。

それと並行して、隊員で、国見クラゲ水族館 館長 田中俊之くんがアカモクの養殖を担うことになり、盛り上げ隊としても今後アカモクの収穫体験に繋げられるのではということで、試食会にも参加しました。

そもそもアカモクというのは海岸一体にたくさん繁殖しており、雌株・雄株があり、わかめ、昆布と同じ褐藻類です。波が荒い4月〜2週間の若い芽を刈り取ってしゃぶしゃぶのように火に通していただいたり、包丁で刻んでねばねばにしたものを食べたりします。(アカモクに似たホンダワラというのもあります。ホンダワラも食べれます。)

先端の若い芽を摘み取って食べます。

実は邪魔モクと呼ばれていたくらい邪魔者扱いにされていたアカモクがここ数十年海藻として注目を浴びてきているそうです。

応援に駆けつけた 福井伝統工芸PRさくらいと
ねばねばアカモクを切る殿下地域おこし協力隊 松平裕子ちゃん
酢の物、味噌汁、おやき、料理方法は無限大!

当日はよねやの藤田さんがお好み焼きにしてくれたり、酢の物にしてくださったり、新しいアカモク料理にも出会いました。

パンケーキ風アカモクタワー with オニオンチップス

どこにでもあるアカモクですが、この部分をこうやって食べるとか、その土地の人が培ってきた風土に合う食べ物にしたり、収穫時期のタイミングなど地元にしかわからないことがあるのでぜひ越前海岸のアカモクに注目してもらいたいと田中くん。海藻を食べるって現代の人は頭を捻るかもしれませんが、海のもんにはやはり暮らしに根付いた食材&風味♪ この味やみつきになりそうです。

今後はうみたんの体験に登場するかも知れません、乞うご期待です。

この記事を書いた人

デザイン担当 / mogurimasu 鈴木淳子

福井市出身。結婚を機に越前海岸エリア内鷹巣地区へ移住。
デザイン事務所 mogurimasu を運営し、ビジネスやライフスタイルに応じてデザインされたフライヤー、パンフレット、ロゴ、商品を提案。
隊内ではデザイン担当に留まらず、古民家「はりいしゃ」の改修やアート企画、会計庶務など、多岐に渡って活躍する努力の人。
2022年には、薪ストーブと焚火を楽しむ会 薪アイアイ を設立。