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海とごみのこれからワークショップリポート

令和5年2月26日(日)に海とごみのこれからを考えるワークショップを開催しました。冬になると漂流されるごみが毎年のように浜辺や岩間に大量のごみが打ち上げられます。プラごみを資源活用できるまでのサイクルをみんなで考えようということで、今回トンカンテラスの黒田さんをお招きしてプラごみを使った製作体験を実施しました。

まずは海に出て浜辺のゴミ拾いをしました。これだけ多くのゴミが海の中を漂っていることに驚かされます。

浜辺に打ち上げられる大量のプラごみ
まずはごみ拾いから

海辺のプラスチックを粉砕機にかけてリサイクルできるといいのですが、熱を加えると有害なガスが出るものもあり、今日はペットボトルの蓋を使って、同じ色のプラスチックを機械の中に入れました。

同じ色のキャップを選びます
粉砕器の中へ

海のゴミは劣化すると固くなり粉砕しにくいそうです。

粉砕したプラスチック
別の機械で溶かします

一つ一つが大掛かりで、600キロの圧力をかけながら、パイプの中でゆっくり溶かされ、溶解されたプラスチックが下に降りてきます。

白から青のプラスチックが混合するとマーブルに
型のパーツを変えればキーホルダーにも

型を充ていろんな形に形成できるそうです。

感想

この形を作るまでに色の分別をしなければいけないこと、機械の電力が必要なこと、またリサイクルするまでの時間もかかり簡単ではないことを実感しました。プラスチック自体の量を減らしたり、自然に還る素材に変えるなど、早急な対応を感じますが、まずは私たちで何ができるか改めて考える日でした。

この記事に出てきた人

副隊長 / 魚屋の喰い処まつ田 枩田卓也

越廼地区出身・在住。
観光客に人気の地魚店 魚屋の喰い処まつ田 を営業する名物兄弟の兄。
我ら越前海岸盛り上げ隊の副隊長でもあるが、その見た目・性格は隊長長谷川と正反対で、巨漢の多弁のひょうきん者。一方で、優れたアイディアマンであり、これまでの様々な盛り上げ隊事業の多くは、彼の構想が元になっている。

渉外・交流担当 / ノカテ 高橋要

山形県出身で、殿下地区の地域おこし協力隊としてIターンで移住した。
越廼地区の美しい景観を作っている越前水仙を栽培・販売する ノカテ を運営する他、多数の地域活動グループで活躍してきた実績を持つ。
隊内では、クラウドファンディングで隊員を牽引し、また都市部から招いたゲスト達との交流事業の多くを担当し、彼の名前通り隊の要となっている一員。

この記事を書いた人

デザイン担当 / mogurimasu 鈴木淳子

福井市出身。結婚を機に越前海岸エリア内鷹巣地区へ移住。
デザイン事務所 mogurimasu を運営し、ビジネスやライフスタイルに応じてデザインされたフライヤー、パンフレット、ロゴ、商品を提案。
隊内ではデザイン担当に留まらず、古民家「はりいしゃ」の改修やアート企画、会計庶務など、多岐に渡って活躍する努力の人。
2022年には、薪ストーブと焚火を楽しむ会 薪アイアイ を設立。